「身口意の一致」って言葉、どこかで聞いたことはあるけれど、ちょっと難しそうで、自分には関係ないかな…って、昔の僕はそう思っていました。
心で思っていることと、口で言うこと、そして実際に行動すること。この3つがバラバラで、いつもどこかモヤモヤしていたんです。
でも、僕がこの「身口意」という考え方を意識するようになってから、本当に人生が変わっていったんですよ。今日は、専門用語なしで、僕の体験談を交えながら、あなたにもできるかもしれない具体的なヒントをお伝えしますね。
「身口意の一致」って何だろう?僕が腑に落ちた考え方
僕が「身口意の一致」という言葉を初めて知ったのは、実はかなり前のことなんです。
元々、僕は銀行員として数字を追いかける毎日を送っていましたし、その後は寿司職人として、ひたすら技術を磨く日々。どちらの仕事も、頭で考えて、口で指示して、体で動く、まさに「身口意」を使う場面はたくさんありました。
でも、どこか違和感があったんですよね。心の中では「本当はやりたくないな」と思っているのに、口では「やります!」と宣言して、無理やり体だけ動かす。そんなことが、実は結構あったんです。
心・口・体の足並みが揃うと、何が変わるのか?
身口意の一致って、シンプルに言えば「心で願うこと、口で言うこと、体で行動すること」の方向が全部同じになることだと、僕は理解しています。
例えば、あなたが本当に「新しい趣味を見つけたい」と心から願ったとしますよね。それを誰かに「私、今度ガーデニングを始めるんだ!」って口に出して宣言する。そして、実際に園芸店に行って苗を買って、土をいじる。これが、身口意の一致です。
この3つの足並みが揃うと、何だか不思議と物事がスムーズに進むようになるんです。余計な迷いやストレスが減って、心がとても軽くなりますよ。
やりたいことと、やると決めたこと。昔の僕を縛っていた矛盾
若い頃の僕は、周りの期待に応えようとばかりしていました。
上司に「これ、頼むぞ」と言われれば、心の中では「えぇ…正直面倒だな」と思いつつも、口では「はい、喜んで!」と答えてしまう。そして、嫌々ながら仕事に取り掛かる。
こんな風に、心と口と行動がバラバラだと、どうなるか。
- 作業効率が落ちる:集中できないから、ダラダラと時間がかかる。
- 成果が出にくい:心からやりたいと思っていないから、良い結果に繋がりにくい。
- 精神的に疲弊する:常に自分を偽っている感覚で、心が休まらない。
- 人間関係の歪み:自分の本音を隠すから、本当の信頼関係が築きにくい。
まさに、かつての僕はこれら全部に悩まされていました。毎日がどこか薄っぺらくて、充実感がない。そんな状態だったんです。
僕の人生を変えた「身口意の一致」実践3つの習慣
そんな僕が変わるきっかけになったのは、ある先輩の言葉でした。「お前は、本当にやりたいこと、心の底から望むことを、もっと大事にした方がいい」
それから、僕は「身口意の一致」を僕なりに解釈して、日々の習慣に取り入れ始めました。難しいことは何もしていません。たった3つのことを意識しただけです。
習慣1:心の奥底で「本気で欲しい」と願うまで、行動しない
「やると決めたからやる」というのも大事ですが、僕が優先したのは「心からやりたいか?」という問いです。
例えば、何か新しいことを始める時、まずは「本当にそれを手に入れたいのか?」「それをやって、僕はどうなりたいのか?」と、自分の心に何度も問いかけます。
周りの評価や流行り廃りではなく、自分自身の内側から湧き出てくる「欲求」なのかどうか。ここが一番重要なんです。
強く思えるほどのモチベーションが無いと、結局は途中で挫折してしまうことも多かったので、まずは「心の声」に耳を澄ませる時間を大切にしています。
習慣2:願いが決まったら、言葉にして「約束」に変える
心の中で「やりたいこと」が固まったら、次はそれを「言葉」にします。
誰かに宣言する必要はありません。もちろん、家族や信頼できる友人に話すのも良いですが、まずは「自分自身に宣言する」ことから始めました。
手帳に書き出す、声に出して独り言のように言う、ブログで発信する。どんな形でもいいんです。「僕はこれをやるぞ!」と、自分の口で発することで、心の願いがより具体的で現実的なものに変わっていく感覚がありました。
習慣3:小さな一歩を「毎日」続ける泥臭さ
心で願い、口で宣言したら、あとは行動に移すだけです。でも、最初から大きな目標を掲げると、途中で息切れしちゃうこともありますよね。
だから僕は、どんなに小さなことでもいいから、「毎日」続けることを意識しました。
たとえば、毎朝のウォーキングは、健康のためと決めてからずっと続けている僕の習慣です。
雨の日も風の日も、腰が痛い日も、「今日は5分だけでも歩こう」と決め、実践しています。
この「小さな一歩」が、心と体を整え、次の行動へのエネルギーになっているんですよ。
銀行員時代の僕が、ノルマ達成で掴んだ「身口意の力」
僕が「身口意の一致」の力を肌で感じた、忘れられないエピソードがあります。
それは、銀行員時代、冬のボーナスを獲得するためのノルマがあった時のことでした。僕には一つ下の後輩がいて、正直なところ「あいつには絶対負けたくない」というライバル心が強かったんです。
後輩に負けたくない…僕を動かした心の炎
「後輩に負けてたまるか。今年の冬のボーナスは絶対にトップで獲る!」
この強い思いが、僕の心の奥底で燃え上がりました。これが「意」です。
僕は毎朝、職場のデスクに向かって、心の中で、そして時には小声で「今日もボーナス獲得のために、顧客訪問を成功させるぞ!」と宣言していました。これが「口」です。言葉にすることで、覚悟が固まるんです。
そして、宣言した通り、毎日欠かさず顧客のもとへ足を運び、泥臭い努力を続けました。アポイントが取れなくても、めげずに別のアプローチを考える。これも「身」ですよね。
行動と結果が、心をさらに強くする不思議なサイクル
結果は、見事ノルマ達成。そして、念願の表彰を受けることができました。
この経験を通して、僕は確信したんです。「心で強く願うこと、口に出して言うこと、そしてそれを実践するための細かい努力を続けること」が揃えば、目標は達成できるんだ、と。
それに、成果が出ると、また「もっと頑張ろう」と心がさらに強く、前向きになるんですよ。この不思議なサイクルを体験できたことは、僕にとって大きな財産です。
あなたの心に火をつける、僕なりの「モチベーション」との向き合い方
ここまで僕の体験談をお話ししましたが、「でも、なかなか強く思えるほどのモチベーションがないと、上手くいかないよね」って、そう思っているあなたもいるかもしれません。
僕も、そうでした。いつも情熱的に突き進めるわけじゃない。心が疲れて、やる気が出ない日だってあります。
完璧を求めない。まずは「少しだけ」本音と向き合う時間
そんな時は、無理に「身口意の一致!」なんて気負わなくていいんです。
僕が実践しているのは、まず「自分に優しくなること」。
毎日のウォーキングも、無理なら休憩する。ガーデニングも、今日は水やりだけでいい。そして、その時の自分の正直な気持ちに耳を傾けてみてください。
「今、本当にやりたいことは何だろう?」「このモヤモヤの正体は何だろう?」
コーヒーを淹れながら、庭の植物を眺めながら、たった数分でもいい。完璧を求めずに、「少しだけ」自分の本音と向き合う時間を作ってみる。それが、やがてあなたの心に小さな火を灯すきっかけになるかもしれません。
もし、今のあなたが、かつての僕のように心と行動の間にズレを感じているなら、焦らなくていいから、まずは一歩、踏み出してみてください。
あなた自身の心が本当に望むこと。それは、あなたにしか見つけられない、かけがえのない宝物です。その宝物を探しに行く旅は、きっとあなたを以前よりも強く、そしてずっと自由にさせてくれるはず。
僕のブログでは、これからも僕自身のささやかな経験や、日々の暮らしで感じたことを、飾らない言葉で綴っていきたいと思っています。
もし、僕の言葉が少しでもあなたの心に響いたのなら、ぜひ、またここへ立ち寄って、僕の次の話を聞いていただけると嬉しいです。あなたとこうして繋がれることが、僕にとって何よりの喜びですから。

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